おやじ その1

 

おれにとっておやじって存在は、男とか女とか関係なく 

人間として一番好きな人だと思う。 

 

おやじは輝生って名前で、その名前のごとく、輝いて生きている人。 

これが獅子座なんだなー、、、って感じの人。 

 

ピアニストだった親父から受けた影響は一番大きかったろうと思う。 

子供の頃は一番の友達のような感じだった。 

 

ずっとおれに付き添ってくれるのが好きで、 

一緒に釣りに行ったり、キャッチボールしたり、ドライブしたり、 

ゴルフしたり、自分の興味持ったものにいつも一緒に付き合って 

遊んでくれたのはおやじだった。 

 

小学生の頃はおれの町内野球の練習試合なんかを犬の散歩がてら 

巨人の野球中継のラジオを聴きながら観にきてくれてたっけ。 

 

『おれたち、ずっと友達でいような』 

そうおやじが伝えてくれたのを憶えてる。 

 

その頃からずっとおやじは「父親」という意識よりは友達のような関係だった。 

 

おれはこの親の元に生まれて本当に良かったと思ってる。 

 

この両親の無条件の愛はおれをどれだけ支えてきたか計り知れない。 

 

それだけでもこの世に生まれてきて良かったなと思えるほどに 

二人に愛され祝福された子供時代だった、、、と今は感じれる。 

 

おれが音楽に興味を持ち始めた時もすでにたくさんのレコードや 

カセットがあって、音楽という世界に入りやすい環境が整ってた。 

 

おやじは100パーセントおれのやることを応援してくれてたから、 

音楽を始めた時もやっぱり喜んでくれた。 

 

ギターを弾き始めておそらく最初におやじのピアノと共演した曲は 

ジャズのスタンダード曲「I hear a rhapsody」だったと思う。 

 

ジム・ホールとビル・エバンスの名作デュオアルバムを聴いてたから 

そのメロディーをギターで弾いて、それにピアノで伴奏してくれたのが 

最初だったと思う。 

 

その時のおやじは息子と一緒に音楽できる喜びの微笑みを 

浮かべた表情してたのを憶えてる。 

 

きっと息子と一緒に酒が飲めるようになったのを喜ぶおやじの心境だった 

のかなって、、、今振り返ると、そう思う。 

 

ちなみにおやじは全くお酒を飲めない人だった。 

でも甘党なのはおれも受け継いでるな~😆

 

 

おやじはジャズ系のミュージシャンなんだけど、バンドマン世代の人でもあって、 

いろんな音楽のレパートリー持ってて音楽への貪欲さに伴って、 

いろんなことを学ぶ吸収力がすごいなと思う。 

 

幅広い音楽ジャンルを受け入れる柔軟性をもった親父の音楽観があった。 

 

おやじは即興ピアニスト、キースジャレットの大ファンでもあった。 

 

おれの音楽人生にもこれは大きな影響を与えた。 

きっとおれは赤ん坊の頃からキースの音を聴きながら育っていた。 

 

自主的に自分がキースを聴き始めたのは13歳くらいの頃で、おそらくスタンダーズVol.2 

が初めて聴いたアルバムだったと思う。 

 

最初に聴いた時、キースが何やってるのか意味わからなかった。 

 

わかんないから、わかるまで何回も聴いてみようって感じで聴いてたら 

だんだんその美しさ、素晴らしさ、かっこよさを感じれるようになっていった。 

 

この音楽の放つ魂からの歓び、エクスタシーのエネルギーそのままを表現している 

演奏をそれまで感じたことのない感覚だった。 

 

だからおれはきっとこんな魂の音を発せられるミュージシャンになりたいと思ったんだと思う。 

 

そんな流れで、おれもスピリチュアルな世界からヒーリングに入って 

ヒーラーとしてのキャリアも重ねていったわけだけど、

自分の内側には常に音楽というものがコアにあった。 

 

だからサウンドヒーリング が自分にとってとてもナチュラルに表現できる

ものだったように思う。

 

 

おれの全く社会のレールに乗らない、親の期待にも全く応えない生きかた、 

おやじはおれがなにやってても、いつも温かく見守ってくれ応援しつづけてくれてる。 

 

そんな無条件の愛に感謝を送りたい。 

 

そして今おれが音楽で叶えたい夢はおやじの夢でもあるなーって感じる。 

 

音楽を通じて魂の喜びとこの世界への賛美。 

この魂、生命の全てを表現するということがおれの今生の目的だから。 

 

 

ありがとう、とうさん。 おれのおやじでいてくれて。 

 

サイコーにラッキーでハッピーでした。

 

6年くらい前に親父がくれたファイルの中に幼少の頃の写真集が沢山あったので 

いくつか散りばめて紹介します。
 

 

70年代初期のめっちゃ昭和なバックグラウンド。

 

 

 

おれが12、13歳くらいの頃の草野球溺愛されてましたね、、、わたしたち。

 

 

 

 

 

今回アップする曲は前ユーチューブに載せたやつだけど聴いてほしいのでまたアップ。

 

渡米する前、おやじとよくやってた曲でもあったね。

 

おやじのくれたファイルにはおれへの手紙も含まれていて、

その時のいろんな想いを話してくれたのだけど、この一節に心が響きます。

 

『写真を見たらわかると思うけど、

 お父さんもお母さんもあんたたちがすべてでした。』

 

どれだけ愛されてたんだろうと思うと、自分のその想いを受け取るキャパが涙とともに

溢れてってしまうので、その想いをこの音楽に託します。

 

「オール・ザ・シングス・ユー・アー」

 

 

 

続く🌈✨

 

 

 

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