アビドスの光、デンデラの美


過酷な下痢の夜を過ごした次の朝、なんとか調子を取り戻したが、
のりこはまだ具合いが悪い。

この日はアビドス神殿とデンデラ神殿にいく予定だ。
しかしこの調子じゃキャンセルした方がいいかも、、、そんな事を話していた。

だが気を振り絞ってのりこはセッションをし、
簡単に調整をして無理矢理体調を取り戻し、いく決心をした。

今日のメンフィスツアー、迎えに来てくれたのは、
かなりおっさんのガイド、アブドゥル。
車に案内してくれ、車内に入るや否や元気な挨拶を交わす。
おれたちのローテンションにとってはかなりハイなヴァイブなので
ちょっと存在がしんどい。

そしていきなり、古代エジプトの歴史なんかを話しはじめたので、
この時ばかりはおれたちもいく決心をした事を後悔した。

のりこは彼のアグレッシブでデカい声に少々弱り気味。
おれもさすがにしびれを切らして
「あの〜、悪いんだけどその話、前のガイドも話してくれたし、
おれたち気分悪いから静かにしてほしいんだけど。。。ありがとうね。」 
と伝えた。

そうするとさすがにアブドゥルも口を閉ざした。

さて、最初の目的地はアビドス。
運転手が近道を使って基本3時間の道のりを約2時間ちょっとくらいで辿り着いた。
その道すがら、村の人たちの生活を少しだけ見る事ができた。
子供たちがたくさんいて、平和な光景だった。

アビドスに到着し入り口のところでチケット買ってもらうのを待っている時、
向こうから少年が楽しそうに鶏を抱えて歩いてて楽しそう。
なのでずっと見てたら、彼と目が合ってこっちを見てにこっと笑ってくれた。

おれもその笑顔に笑顔で返事してハートのコミュニケーションをとった。
その時思わず撮った一枚がこれ。

はじめてエジプト人の素のハートのエネルギーと繋がったな〜と思った。
今までずーっと、エジプト人のどん欲さや渇望ばかりを見て来てたので
少し救われた。

この子がアビドスの光だった。




アビドス神殿はセティ1世により建造され、オシリスに捧げられたもの。

いろんな小部屋がたくさんあってどの部屋もこんな感じの壁画が掘られてる。




珍しくカラーが残っている壁画が多い。






下の写真、著書「フラワーオブライフ」の中でクリスタルヒーラーのカトリーナがはじめて
フラワーオブライフのシンボルを見つけた場所。
階段で降りて行くのだけど立ち入り禁止になっている。

なのでうちのガイドにどうにかならんかと聞いてみる。
のりこはアブドゥルに「これだけのためにここにわざわざ来たのよ!!」
なんて豪語している。

アブドゥルは係の人に聞いてくれた、、、
その人曰くこの場所のマネージャー的存在の人が許可してくれないと言う。
アブドゥルは係の人間にちょっと謝礼を払ってみては、と促すのでちょっと渡すと、
(悪く言えば賄賂とも言う)
マネージャーが向こうに行くのを見計らって入れとの事。。。
この国は何でも金で解決してしまう。

しばらく待っている間、階段の入り口から下を見下ろしているとなんかフラワーオブライフらしきものが見えた。




それがこれ。

んんん〜〜〜確かにフラワーオブライフのシンボルには間違いないが、
なんかとって付けたような感じがする。
というのは、神殿のシンボルや文字はどこをとっても完璧に形が彫られ彩られ、
然るべきところに然るべきごとく
存在しているのに、これはこんなへんぴなところにラインだけ描かれていて、
神殿を創造した過程で作られたものとは
到底考えにくい。

後になって、神殿に関わったのとは別の存在が残して行ったかのように感じた。
カトリーナはよくもまーこんなへんぴな場所でその当時彼女の知らなかった
このシンボルを撮ったものだ。

そしてそれをたまたま偶然、ドランヴァロが見る事ができたのも
すごいシンクロだったんだなと感心する。
ドランヴァロはこのシンボルを見つける事になるというのを
トートから伝えられたのだと言う。




フラワーオブライフを知らない人たちのために少しだけ説明すると、
この幾何学模様はその中に、存在する生命の全ての側面を内包するもの。
全ての数学的方程式、物理法則、全ての音楽のハーモニクス、
私たちの肉体に及ぶ全生命についても、、、
あらゆる原子、あらゆる次元レベルで波動体系宇宙の中に存在する全てが
残らず内包されているものだと。

そしてこのシンボルは世界のいろんな場所で発見されている。
今やこのシンボルは物理学者ナシーム・ハラメインやその他多くの
スピリチュアルな講義の中で用いられている。



アビドス神殿を離れ、次なる目的地、
そして最後の神殿巡りの場所、デンデラ神殿に向かった。

デンデラ神殿はハトホル神殿ともいわれ、
その名の通りハトホルの彫像がいたるところに見られる。

おれにとってもハトホルはエジプトの神の中で一番親しみを感じる存在。
それはもちろん音楽、サウンドを司る女神と言われているという事もある。

ドランヴァロはハトホルの事を次のように述べている。

”ハトホルは金星からやって来た4次元の種族、、、
彼らは3次元界の金星には見出せませんが、
4次元界の金星に周波数を合わせれば、
とりわけ高い方の倍音域で彼らの壮大な文化に触れる事ができるでしょう。
ハトホルはこの太陽系でもっとも知性豊かな意識存在であり、
太陽の下で生きる全生命体の本部または中枢としての
役目を果たしています。。。。。。
ハトホルたちは途方もなく素晴らしい愛の存在です。
その愛はキリスト意識レベルです。 そして驚異的な聴覚器官である耳を持ち、
彼らの世界では音声によってコミュニケーションその他の物事が行われます。
ハトホルたちにはほとんどまったく闇の部分がなく、
ただ純粋に愛に溢れる光の存在なのです。”




神殿の正面から神殿を望む。




近くに来ると、石柱の上部が四面ハトホルの顔なのが分かる。
ただ、悲しい事に古代ローマ人達がハトホルの事を悪霊などと見なし、
ハトホルの顔は大半が破壊されていた。
これは、たいした失態だよ、古代ローマ人。

中に入り天井を見上げるとこんな感じで絵や
シンボルが彫られたものが青で描かれている。


この神殿の模様、色、彫像、などどれも美しく、見とれてしまう。
これを創造する力は半端じゃないよ。これこそパワー!! そして美!!



かろうじて大破をのがれているハトホルの顔。
青が美しい。 そんなに大破されて、年月を隔てているのに美しいのだから、
きっとこの神殿が完成した当時は
ありえんくらいに美しく、かつパワフルだったに違いない。


ハトホルは牛の顔としても描かれる。


ここにもハトホル


壁にも、石柱にもどこに行ってもハトホルの顔。 ハトホル三昧。

こちらは天空の女神ヌート。 
胴体がひょろ長くその体で地球を守っているのだとか。
その中にやっぱりハトホルがいた。





外に出てみると、これはまたかなりいい状態で石柱の彫像が残っていた。



ハトホル神殿は本当に満喫した。
そして予定してた全ての神殿を見終えてホット一息。
危うくツアーをキャンセルしようかとまで決めかねていたが、
ここにこれて本当によかった。

一つだけ見落としたのは、著書「フラワーオブライフ」
に載っていたアビドス神殿にある未来を予見していたと言われる
戦車やヘリコプターの壁画。
だけど、これだけ見る事ができて大満喫のエジプトだった。

さて、ホテルに戻り不調な体を休ませる。 食事は到底とれない。
一瞬、外のマーケットの様子でも見に散歩しようかとホテルをでたが、
例によって馬車使いたちがしつっこく乗るようにせがむので、
それだけで気がめげてホテルに戻った。

明日は最終日、カイロに戻って博物館とピラミッド観覧で旅は終わりを迎える。


さて次回のマザーアースサウンドは

『メナハウスとピラミッドの夕べ』をお送りします。
お楽しみに!!


今回紹介するエンディングソングは

"Celestial Light" BY Osamu

この作品は2011年頃に制作したもの。
ネイティブアメリカンフルートに傾倒していた時期、古代のフルートと言われる
アナサジフルートというのを吹いていた。
胴が長く木の筒に穴を開けただけのとてもシンプルでプリミティブな楽器なだけに、
音を出すのがかなり困難なフルートだった。
でも、その音は温かく、優しい波動を持っているので、
この頃よく気に入って吹いていた。

楽器は全て即興で演奏し多重録音で一発録り。

ハトホルのヴァイブに合うかな〜と思って今回載せてみました。
映像はアリゾナやニューメキシコ、シャスタなんかごちゃ混ぜにしてるけどね。

じゃ、エンジョイ!!





 

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