屋久島の自然

 

屋久島に典子と二人赴いたのは、とりあえず時差ぼけがおさまった
日本滞在6日目の6月19日、、、それから3泊4日の計画で

宿を取り、車を借りて屋久島の自然を満喫した。

 

飛行機は福岡空港から一日一便、直通が出ていて約1時間で到着する。

屋久島空港に着いたらレンタカーの係の人がおれたちを迎えに来てくれた。

そして車で手続きをする事務所まで向かった、、、と言っても

空港を出て信号を渡ればすぐそこ、歩いても3分もかからない所だったが、

親切にもよく待っててくれたね~。

 

今回は日本でレンタカーを借りるためにわざわざAAA(アメリカ自動車協会)

にいって国際免許証を作って来た。

今まで海外で車を運転してこれの提示を求められた事はなかったが、

日本は律儀でまじめなので融通効かないかも、、と思い、念のために作った。

もっぱらAAAに行ったらID写真の撮影を含めても約15分くらいで手続きは終了。 

 

ま~、おかげで安心して車を借りる事ができたよ。

一年間有効なのでまた使えるかもね。

そして今回のおれたちのマシーンはこれだ。
小さいから燃費がよく小回りが利く、以外に安定感もある小さな巨人。


 

まずは宿に着きチェックイン。

今回泊まった宿は”森のフェアリー” というB&B。

着くといい人な経営者のご主人といい人な奥さんが挨拶に訪れ、

屋久島名物の ’タンカン’のジュースでウェルカムしてくれた。

 

部屋は広々としたコテージ。 天井が高くロフトがあり、その上で

布団を敷いて寝る事もできる。

バルコニーに出ると海辺の景色が眺められ、開放感を味わえる。

ベッドやテーブルの上には新鮮なもぎたてのハイビスカスの花が飾られてる。
このB&Bの敷地内でたくさん咲くらしい。 



 

おれたちが最初に向かったのはこの宿から30分ほど西方面に行った『大川の滝』 
日本の滝100選に選ばれているらしく、落差88メートルが自慢らしい。




滝のそばまで来ると水しぶきが降って来る。
こりゃマイナスイオンの濃度が高そー。

なのでしばらくここで佇んでみる。


それから、次はB&Bから比較的近い所にある『千尋の滝』
なんでも千人の人が手を広げるほどの大きさがある、といわれ、花崗岩のくぼみを流れる。

この屋久島自体、大半が花崗岩でできているらしく、おれたちはその巨大な花崗岩の上にいる事になる。
縄文杉などの巨大で古い木々はその岩の上にある薄い土にへばりついているように育つのだという。

この滝は直接近所まで行く事はできず、展望台から眺めるだけだった。



 

屋久島の水源は日本の名水100選にも選ばれている場所もあり、
超軟水と呼ばれ、市販に売られている「屋久島縄文水」は硬度10と表記されていた。
ハイキングの最中、よく水が流れるところに止まって水をくみ飲んだが、
その水だけでも体を癒す効果は大きかったと思う。

翌日。 この日も天気はよくない。 朝から雨模様。
おれたちは屋久杉ランドへと車を走らせた。

道すがら、子猿を抱いた屋久猿発見。
屋久猿は以外に警戒心が薄く、近づいても逃げようとはしない。

子猿がお母さんの懐の中、心地よさそう。

 

こちらは千年杉。

屋久杉、とは屋久島の標高500メートル以上に生息する杉の事で

一般的な杉の寿命は長くて500年といわれているが屋久杉といわれるものは

樹齢1000年以上のものを指し、桁外れに長寿なのだという。

 

それは栄養の少ない花崗岩の上で成長が遅く、その分木目が詰まっており

樹脂分が多く腐りにくいからだという。


 


雨は容赦なくおれたちに降り注いで来る。

しかし、光が照らないので霧に包まれた湿った森はカメラ写りがいい。


屋久杉、屋久杉、、って人はよくいうけど、屋久杉と同じくらいこの島の主役なのは
「苔」だと思う。

日本に生息する1600種ほどの苔のうち600種ほどが屋久島に生息している。


樹木や岩など、いたるところに苔が張り巡らされており、

その美しさとバラエティ豊かな品種は見ていて飽きない。




この頃は雨も土砂降り。

前日、アウトドアショップでレンタルしたウォータープルーフのジャケットとパンツ、

それからハイキングシューズが大活躍。 おかげで服の内側はドライでハッピー。




こちら、有名な『仏陀杉』推定樹齢1800年なんだって。

樹木は1000年を越えると魂が宿ると言われていて、そんな1000年を越える

木々がこの屋久島にはたくさん存在する、それだけでもこの土地が聖地だという

事が伺える。

 

昔の屋久島の住民はそれらの木々が神聖な御神木だと知っていて、伐採など決して

しなかったという。

それを17世紀ころになって野蛮な文明の息吹がこの島にも影響を及ぼし、

明治維新になるまで薩摩藩は多くの屋久島の杉を伐採したんだとか。

おれ的にはこの仏陀杉が一番、好きだったかな。
この存在感はデカかったよ。




こちらは屋久杉ランドから車で10~15分ほど行った所にある紀元杉。
道路からほど近い所にあって、ほとんど歩かなくてすむ、便利なロケーション。

樹高
19・5メートル、胸高周囲8・1メートル、樹齢3000年って書いてあった。

どれだけ長寿なんだよ。。。



 


さ~、ハイキングも結構満喫したあとは、腹も減ったし、飯食おう!!

と言う事で、地元の食材をふんだんに使った

新しいレストラン「なからせ」に行った。

十数品目のちょっとずつたくさんスタイル。 昼はこれで勝負、、といわんばかりに、

他のチョイスはなし。

 

屋久島にいて毎日のように口にしたのは名物のトビウオのすり身。
屋久島はトビウオの日本一の漁港としても有名で、ここでもやはり口にした。 

それ以外にもふんだんの野菜がとてもおいしかった。





おれたちには珍しく雨が多い今回の旅。

 

というのも屋久島はひと月のうち35日は雨、、といわれるように

よく雨が降るのだそうな。

 

翌朝、早朝5時頃に目が覚めたおれたちはその日のハイキングの前に
キネシのセッションをする。

なんか、抜け切れてないおれのマインドがなんなのかを見るために。

 

そしたら問題は、自分が物事に対してシュミレーションをする事から、

今に意識をフォーカスする事を妨げているというもの。

 

例えば、自分の演奏するライブが先にあるので、ライブの時にあんな事しよう、

こんな事しよう、といろんなシュミレーションをする癖。

 

それが、音楽の演奏においてもそう。

今回はこんなイメージで、とか、こんなフレーズを響かせる、、とかも含めて、

自分の成功のためのピクチャーを頭の中でイメージする癖。

 

それがあるために、現実がそうならなかった時の落ち込み、自身喪失感、

失敗する事の恐れ、、、を生じさせる要因にもなっていた。

 

そんな事ばかり考えるから、その完璧さにおよばない自分を低く見てしまうんだろう。

それが完璧主義の要因でもあるんだろう。

 

その調整が終わった頃に外を眺めると、真っ青な空。 思いっきり晴れてるよ。

まるでおれのいらないものを手放すプロセスを必然だった、といわんばかりに。

 



と言う事で今日の朝食は外のバルコニーでする事になった。。
芋をムースにしたものが出て来た。 そーとーうまいよ。





この日の目的地は白谷雲水峡。
宿からそこまでは車で1時間半はかかったよね。
ここで見たものをシェアします。






なんでそんな所に、でっかーいこぶみたいなのができるんだろう?

 

 


 



ここは苔むす森

宮崎駿氏の作品、もののけ姫に描かれる場所はここの事だという。

苔と樹木、水と太陽の幻想の世界。






きっと精霊とかがいるに違いない。

おれには見えんけど。

この場所で少しばかり、持って来たネイティブアメリカンフルートなどを吹いてみた。
精霊達、よろこんでくれたかな〜。
 


 



自然とは、生きたもの。

あるがままの姿で最高に美しいことの現れ。


 

帰りがけ、駐車場から車を出ると、屋久猿の仲間達が道を塞いでいた。

おれたちは近くに車を止めて彼らに接近する。



彼らは恐れを知らない自然な生き物。

なんでこんなに人間に親しむのだろう。



屋久鹿も登場。こちらも警戒なし。

今回はサービスがいいね~。 


山を下りる途中の道からの展望。

最高の景色だね。


 


屋久島最後の日。

時間にも制限があり、とくに何をする予定も立ててなかったので

神社にでもお参りにいくかと、行ってみる。

 

普通はこういう所ははじめにくるものだけどね。



ここは益救神社。 屋久島の中でも一番古い。

ひっそりこじんまりした神社の造り。

ここでいろんなもの、見せてくれ、体験させてくれてありがとう、、と心の中で挨拶する。



帰りがけの飛行機の中。

福岡に帰る途中、桜島を望んだ。

空から見下ろす桜島は火山活動中。 それはダイナミックで、

男魂を揺るがされる思いだった。

 

屋久島の苔のように小さな世界から、この雄大な桜島まで、

地球ってこんなにダイナミックに生きてるんだな~。

そんな地球の営みを感じながら、屋久島の旅も終わりを告げた。
 


 

さ~て、次回のマザーアースサウンドは、、

 

『小倉のライブ、江古田のライブ』をお送りします。

 

お楽しみに!!


 

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