情熱のアンダルシア

 

バルセロナから飛行機で約一時間半、スペインの南に位置するグラナダは
シエラネバダ山脈の麓にある。

 

飛行場からレンタカーを借り6日間ほどこのアンダルシアの土地をドライブする。

ヨーロッパのレンタカーは基本マニュアル車が主流なので、おれは前もって

オートマチック車を指定しておいた。

 

でないとまた前回のイタリア旅行のように、初めての道程をナビゲートしながら

車の操作に四苦八苦する二重苦を味わいたくはなかった。

 

おかげで今回車は操作簡単、走りもいい。

アンダルシアの山並みを走るのは気持ちいいな~。。。と思っていたのもつかの間。

グラナダの街に入ると、どこがどこなのやらはじめは地図を見ても全く見当がつかない。

迷路のようになっていて、しばらく町をぐるっと回っていた。

 

そして旧市街に入ったらしく、石畳の道は、また道がえらく狭く本来車道として

利用する目的ではないところに車を走らせているようだった。

 

なんとか、宿の近くの駐車場に止め、宿にチェックイン。

アルバイシン地区にあるこのElvira Suitesはエルビラ通りの細さ狭さとは対照的に

すごく広々していて、古めかしくもスタイリッシュなスイートルームの宿。

 

テーブルにはウェルカムのワインが置かれていた。

 

 

ここはキッチン。 冷蔵庫もデカい。
きっと連泊ならここで料理でもしてさっきのワインを飲みながら楽しめたろうに(泣)

こんなに心地いい宿ならもう何泊かすればよかった。。。



 

 

たった一泊のおれたちにはもったいないほどのくつろぎのスペース。




 

こんなところでゴロゴロとかしたいよね。



 

 

アンダルシアの旅は行きたい場所が多い事や日程の都合でそれぞれの土地に

一泊ずつしかできなかった。

 

グラナダに着いてここの土地のヴァイブにLOVEを感じたおれたちは

バルセロナの宿泊をもう少し減らせばよかったと、ちょっと後悔した。


なにはともあれとにかく歩いて町を散策。

アルバイシン地区のイスラム人のお店が並ぶ通り。
やはりグラナダを始めアンダルシア地方はイスラムの影響が大きい。



 

 

 

ヌエバ広場では早速フラメンコやっている現地人に巡り会う。

この町にはフラメンコが似合う。




 

 

そこからさらに北上すると川沿いの細い道。

こんな道でも車は通る。



 

その坂道を上って間もなく広場が見えてきた。

ここでもギターの音色が聞こえてくる。

 

フラメンコギタリストの風貌とはちがい、ちょっとヒッピースタイルなにいちゃん。

ちょうどおれの大好きなバリオスの名曲『カテドラル』をやっていた。

 

数曲演奏したあと、チップを置くついでに話しかけたら

いい感じでスマイルを送ってくれた。



 

さらに坂道を上って行き、迷路のような旧市街の石畳を地図と
にらめっこしながら歩いて行く。

どうやら景色を展望できるサンニコラス広場の近所にいるようだ。

 

カフェではローカルな人たちがフラメンコ・ジャムセッションやっていた。

ジプシーキングスがやって有名な曲(たぶんジョビジョバだった)を演奏中。

 



 

 

 

広場から眺めるアルハンブラ宮殿の外観。
アルハンブラ宮殿の中を見学するためのチケットはやはり当日購入は難しいらしい。

なのでグラナダを昼に到着したおれたちにはもう遅すぎたらしく、この日は断念。
アンダルシア地方最終日に戻って来る時に買うしかないな。
 



 

この広場でもローカルな人たちのフラメンコ。

どの人もみなサウンドがフラメンコしてるんだよね。


この人たちはもう幼い頃からフラメンコを子守唄のようにして

聴いてきたに違いない。 


なんの苦もなく自然に音を発している。

 

フラメンコは単に彼らのローカルミュージック。

土地や生活に根付いたリズムや旋律。
だからそのサウンドが彼らのソウルに染み付いている。



 

さて今宵はフラメンコ三昧と言う事で伝統的なフラメンコのショーを
やっている”Casa Del Arte Flamenco” というところに行った。

ステージも客席もこじんまりしていてアットホームな雰囲気。
おそらく30人収容できるくらいの広さだったろう。

だけどこういった小編成の音楽を聴く場合はこのスケールは小気味いい。
もちろんアンプやマイクなんかはない。
 

ギターと女性の踊り手、男性ふたりの唄い手が中心となって

それはそれは迫力のショーが繰り広げられた。


 

ギターリストは激しくストロークを続けるんだけれども全く力を抜いててリズミカル。
耳障りなところがなくサウンドが美しい。

ダンサーの女性もパワフルで、こんな強力なタップダンスはじめて見た

と感じるくらいなド迫力。
そのタップがギターや手を叩くクラッピングのリズムと完璧にあってるんだよね〜
。。。これがまた。。やられてしまった。 

 



 

唄い手も腹の底から思いっきり声を張り上げているのに、全く耳障りでなく、
ただ彼らのパワーが伝わってくる。
これだけ声だしてたら、ストレスないだろうな〜。。

フラメンコのソウルがここにあったね。
もちろん今となっては客は観光客ばかりなんだろうけど、
アンダルシアのローカルなソウルを感じるには十分なショーだった。

そんなグラナダの初夜は情熱を呼び覚ましてくれた。



アンダルシアの情熱、あしたはフラメンコの聖地セビリアに向かうぞ~。

 

お楽しみに〜。

 




 

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