アルハンブラの想い出





ネルハのビーチから1時間半、グラナダに到着。

 

ホテルに直行した。

そこはアルバイシン地区の川沿いのホテル

その名も Shine Albayzin.

古めかしい建物をホテルに改装したような落ち着く空間。




 

 

部屋も広々として美しくクリーン。

 



 

窓からはアルハンブラ宮殿の一画が見える。



 

 

間もなくおれたちは前回も行ったサンニコラス展望台の方に向かった。

途中で出会ったネコ。
グラナダにネコはよく似合う。




 

 

今日はおれの誕生日という事で、その展望台からほど近いところにある

レストランで祝おうという事だった。


グラナダは歴史を感じさせる古めかしい街並、、、
ドアにも歴史。 
 



 

 

多分一度来たところをまた戻って来れるかわからないような、

迷路のような坂の小道達。

ここでは地図は必需品。
 

だから絶対ローカルから見ておれが観光客だとわかるな。




 

サンニコラスの広場ではジプシーキングス系の音楽やってる。




 

 

レストランに到着。

予約をしてたおかげで良い席が取れた。

この席じゃないけど。



 

 

アルハンブラ宮殿を眺めながら典子と二人、44才の誕生日祝い。

良い数字だよね。ワクワクな数字。

 

完全厄抜けた感かな~。


 

 

帰り道、ふたりでグラナダの夜の坂道を歩く。


 

途中で入ったアラブ系のお店。
ギンギラギンに光ってる。


 

 

風情のある町だね〜。

そして夜は更けて行く。。。



 

 

ホテルの入り口に到着。


あしたは早朝から起きてアルハンブラ宮殿のチケット並んで買わなきゃいけない。

そうしなきゃ前売りはもうないし、あしたの夕方バルセロナに戻るから、
絶対にあしたの朝のチケットをゲットしなきゃいけないらしい。

ここもサグラダ・ファミリア並みに入場者が多いらしい。
 


 

 

翌朝、わざわざ早朝から並んでチケットを買ったおれたちは

グラナダ滞在最終日にしてアルハンブラ宮殿をついに見学できる事になった。


***自販機でカードで買うためのラインがあって、こっちの方が
一般のチケット売り場のラインよりかなり少ない。
場所的に奥っかわにあるのではじめて来る観光客にはわかりにくいんだと思う。
***

おかげでラインに並ぶ時間もかなりセーブできた。

 

まずはヘネラリフェという夏の離宮といわれる所へ。

庭がよく手入れされている。




 
 

 

ここは水の離宮ともいわれるらしい。


 

 

アルカサバの城塞に登って見よう。

 


城塞の中を登っている途中。


 

 

城塞のてっぺんはグラナダの町が一望できる絶好のビューポイント。

このアルバイシン地区はイスラム教徒の居住区。

白い壁と茶色い屋根が特徴的。






アルハンブラ宮殿のメインはナスル宮殿、そこは入る時間が決められているので

おれたちは自分たちの時間を待っている間にカルロス5世宮殿内に入った。




その中で日本の庭園やアートが展示されていた。



またどういうわけか1965年のオノ・ヨーコのアートパフォーマンスの映像が
流れていた。

きっとジョンレノンと出会う以前の彼女の作品。 
どこか親しみのある顔だな〜、誰だろ〜と思っていたら最後にクレジットが出て
オノヨーコだとわかった。

これはかなり貴重なフィルムだろう。
こんな作品にアルハンブラ宮殿で出会えるなんて!!

観客が一人一人順番にはさみを持ってポーカーフェイスのヨーコさんの
着ている服を切り刻んでいた。

すごいねー、この人は60年代にもうこんなぶっ飛んだ事やってたんだから。

ヨーコさんのすごい所は、技術とか、美しさ、とかの一般的な概念をぶっ飛ばして
表現の自由に徹している所。

アートはこうであらネバ、とかこういうものが美しいものだとか、
そんな制限されたレベルで表現してない。

人の評価や期待に応えねば、、、なんてプログラムはこの人にはないと思う。
(少なくとも彼女のアートに関しては)





 

 

さて、時間になったのでナスル宮殿に入場。

イスラム芸術の最高傑作を拝みに行こう。

部屋に入ると壁にビッチリ模様が施されている。
これはちょっとヤバいかも。。。










 

 






















































なんなんだろう、、この繊細さ、細かさ、、こんなに広い屋敷のいたるところに

こんな壁の彫刻、、、美しすぎるだろ~!!

サグラダ・ファミリアとは異質だけど、ここにも究極の美がある。


 

 

ここはライオンの中庭辺りかな。


 

噴水を支えるライオン達はかわいいペットのよう。


 

極めつけはこの天井。

もう完全天上の世界にイっちゃってる。

 

どうやってこの彫刻制作の作業をしたんだろう。


 


あり得ない細かさ、繊細さ、複雑さ、そして美しさ。
ここもまた宇宙的な空間。


 

 

究極の美の圧倒的なパワーを見せつけられる。

これはもう指くわえてみるしかないな。 まいったよ。。





 

 

グラナダはやっぱりアルハンブラ宮殿につきるね。

あやうく見逃す所だったよ。

 

朝からならんだ甲斐があったというものだ。










 





























いや~、、完全にノックアウトされた感じで本当に来てよかった。

来る前はただのゴージャスな宮殿だろ~、となめていた。
そんな半端な宮殿ではなかった。 ごめんね。。



アルハンブラ宮殿のあとはもう夕方の飛行機でバルセロナへ経つまでもうちょっと
時間に余裕があったので、旧市街の散策。

大聖堂を見学した。
ここも大きくて豪華な装飾、、、アルハンブラの前に言ったらもっと
驚いてたろうけど、もういろんなすげーもの見たあとだから感動も薄かったかも。

写真撮影禁止となっていたんだけど、監視する人が誰もいなくて、みんな平気で
カメラでビシバシ撮ってた。

 











 

歩き疲れたので外の広場で休んだ。

何人か音楽やっていたんだけど、一人のおじさんのギターに耳を傾けた。
いかにもキャリアのあるフラメンコギター奏者の年期と音色だった。

演奏が終わって、おじさんに初級スペイン語で話しかける。
すると愛想よく応えてくれて、手前にある3枚組CDを見せてくれた。 

彼の名前はサルバドール・ローマン
CDのジャケットには彼の若い頃の写真と彼の娘を抱いたパコデルシアの
写真が載ってあった。

彼のお父さんもけっこう活躍したフラメンコギターリストらしく、
その3枚のCDのうち一枚は彼のお父さんのレコーディングのものだった。

かつては現役ギターリストで日本やいろんな国で活躍してたらしいが
腱鞘炎になったらしく今はもうそんなに長時間弾く事ができなくなったらしい。
それでも彼のサウンドにはフラメンコの血が流れていた。


 

おじさんと別れを告げて、もうグラナダともお別れが近づいてきた。

 

たくさんの感動を与えてくれた愛しいこのアンダルシアの大地とも

もうお別れか~、、バルセロナへの飛行機を待っている間、

ふとそう思うと少しさみしかった。

 

またいつか戻って来れるかな~、その時はアンダルシアのどこかで

自分の音楽を奏でていたい。 

 

ありがとうアンダルシア。

またいつかきっと帰ってくるよ。


アディオス!!



次回、スペイン旅行の最終回。
バルセロナで幕を閉じます。

お楽しみに。



 

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