モン・サン・ミッシェル



 

パリからモンサンミッシェルへの交通手段はTGVという日本の新幹線のような

列車を利用する。

乗り心地もあの XLエアラインよりも100倍いい。

 

約2時間でレンヌという町に到着し、そこからバスに乗り換え、約一時間で

モンサンミッシェルの案内センターに着く。
そこから目的地モンサンミッシェルの

島まで歩くと40、50分。
あるいはそこから無料バスが頻繁に発着しているので

それに乗ると大体10分以内で島に到着する。

また観光の馬車で行くと言うチョイスもあった。


おれたちは無論バスに乗って島まで向かった。

島に繋がる橋の上でバスは停車し、そこを下りてこの優美な姿を一望する。




 

 

モンサンミッシェル。 すなわち「聖ミカエルの山」は世界遺産に指定されている。

この島はもともと先住民ケルト人の信仰の聖地と言われている。

伝説によると8世紀頃、司教オベールが夢の中で大天使ミカエルからこの岩山に

聖堂を建てなさい、、というお告げを受けたと。

彼はそれを始めは信じなかったが、そのお告げが3度にも渡って繰り返され

3度目にはオベールの額に稲妻をかざし、額に穴が開いたという。

 

それでそのお告げが本物だと確信し、この山に聖堂を建築することに

なったのだと。

 

また興味深い話は、このモンサンミッシェルとほぼ同じ緯度に

イギリスのセント・マイケルズ・マウントがある。

こちらもケルト人の聖地で修道院でイギリス版モンサンミッシェルといわれている。

フランス語と英語のちがいはあるが同じ「聖ミカエルの山」という意味を持つ。

そして両者とも満潮になると孤島になり、干潮時に道が現れる。

などなど共通点が多いところがとてもおもしろく、イギリスに行く事があれば

ここも是非行って見たい場所だ。

 

おれたちが泊まった宿は島内の古い建物でラ・メール・プラールという所で

なんでもここのオムレツは名物らしく、東京にも支店があるほど有名らしい。

けど、事前にいろんな評価を見たところ、そこまで絶賛してる人はいなかったのと

名物とはいえオムレツにそんな料金出してまで食べたいとは思わなかったので

オムレツはパスした。

 

部屋までは階段を上がっていくのでスーツケースとかを持って上がるのは

ちょっときつい。 一泊とかなら身軽で来た方がいい。


 

 

部屋から眺める景色は入り口側。


 

 

部屋に荷物を置いて、早速島の上にある修道院へ向かった。

チケットを購入する入り口はすでに長蛇の列。

やはり世界遺産、観光客が押し寄せる。

ラインをゆっくりすすむとミカエルの絵があった。


 

 

チケットを購入して、入り口からさらに上ってゆくと建物のてっぺんを望む。

そこには大天使ミカエルがそびえ立つ。


 

敷地から外を眺める。

広大な平原、広い空。 この時間は潮が引いている。



 

 

修道院のメインホール。

観光客は多かったけれど、神聖な空間でおれたち二人祈りを捧げた。

そして今までの自分のいろんな罪を懺悔した、、というかせずにはいられなかった。

ここ一連のフィボナッチを受けてからの変容に繋がるデトックスで、
思考と感情に重たいものがのしかかってきていた。


最近の事、過去の事、過去世の事、いろんなレベルでの懺悔。

そして許し、感謝、いろんな事を祈った。

 

ここに来れて本当によかった。

この旅ではじめてそう感じた。

 

 

夕暮れ時、ダウンジャケットを着て夕日に照らされるモンサンミッシェルを

眺めに出かけた。

ここはパリよりもさらに寒い、夜は10°を下回る。



 

 

この時間、雲ひとつなく美しい夕焼けの空。



 

 

島に照明が照らされるのを待つために、さらに日が完全に沈むのを待つ。




 

 

翌朝、日の出前に起き、朝のモンサンミッシェルを徘徊。

お日様は昨日の夕日と反対側から現れる。





この日、朝一番に修道院を訪れた。

入場は9時半から始まるので30分以上前から入り口で待ってると

続々と人が並んで来た。
 

あらためてメインホールへ。

さすがに朝一番の空気は清浄で清々しい。
ひとも前日の日中ほどにはいない。

そしてまた祈りの時間を過ごした。


 

 

昨日と同じ順路を通って、修道院の中を散策。

人が少ないのでスムースで写真も撮りやすい。





 

 

モンサンミッシェル。十分に満喫する事ができた。

ひとつだけ惜しい事は、おれたちがここを去るその晩、満月で

潮が満潮になり、この島が完全に孤島になるというめったにない

チャンスをちょっとのところで逃してしまう事だった。

 

あとはもう思い残す事はない。
 

この島でとった食事はイマイチで、観光地特有の

ありきたりな、ものによってはマズいものだった。

グルメ大国フランスだからきっとどこでもうまかろうと過大評価

してただけに、ここも含め、これまでいったレストランで大当たりが

なかっただけに少々失望。

 

いままでスペインやイタリアがウォークインでも大抵どこでもうまかったし
値段もお得だった印象もあったので、期待も大きかったのかもしれない。


帰りのTGVの列車の中からフランスの田舎の風景を撮った。

どういうわけか列車はちがうルートを通っていたらしく
一時間くらいパリに到着するのが遅れていた。
 

 

その事を詫びて、TGVが乗客にちょっとしたスナックと飲み物の

入った箱を全員に配っていた。

えらいね~、こんなことアメリカじゃありえんよ。

 

列車の車窓から見るフランスの田舎の景色の印象は、

牛の牧場とトウモロコシ畑が多かった。

想像ではワインの大国なので葡萄畑ばかりなんだと思ったけど、

以外とそんなに見なかった。




 

 

あと風力発電のタービンもよく見たな。

夕焼け空がとても美しかった。



 

 

パリに着いてリヨン駅の近くのホテルにチェックイン。

天体ショー好きなおれたちは深夜、
皆既月食&ブラッドムーン&スーパームーンの起きる時間
午前5時頃に起きてホテルから外を見上げた。
すると月が地球の陰に隠れてうす暗く赤土っぽくなってるのがはっきり見えた。


 

その後しばらくすると地球に隠れたお月さんは満月の姿に戻っていった。
スーパームーン、一年で一番お月さんが大きくなる日、
それは大きな浄化を意味するものでもある。


 

次の目的地は列車で南に向かう、それはサンティアゴ・デ・コンポステーラ

という巡礼路のフランスのスタート地点でキリスト教巡礼者の聖地

ル・ピュイ・アン・ブレをお送りします。

 

お楽しみに。 



 

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