メリーモナーク・フェスティバル2016



 

カウアイ島を離れホノルルを経由し再びハワイ島、ビッグアイランドへ。 
何となく自分たちのホームに帰る感覚のようにホッとする。 

飛行機の上空からビッグアイランドの姿が見えるとワクワクしてきて 
子供のようにずっと上から島の様子を見ていた。





雲の上にマウナケアとマウナロアを眺める。


ヒロに到着して、ニックさん家に預けた荷物を取りにいき、
すぐさま宿のあるパアウイロ近郊の山の上の宿に着いた。


周りが農場らしく、時折牛の鳴き声なんかが聞こえるのどかな場所。
ただ山の上で標高が高いせいか、気温が低い。
晴れた日はラナイにでて朝食できたけど、曇ってると寒くて
行動できないので、まるで冬のNYのような気分になった。



その宿に泊まっている間、ヒロでは毎年恒例のメリーモナーク・フェスティバルがおこなわれていた。
メリーモナークは1963年から始まったフラの祭典でハワイの伝統を残し、
世界に広めるために始まった。

30日が無料公開のオープニングに当たる。
前日ニックさんにあった時に、2時くらいまでに並んだら大丈夫だよと言われたので、
そのくらいの時間に会場に行って見たら列が並んでいて、その列のすぐ近所にニックさんと
友人のあきさん、かよさんが並んでいた。



会場は4時、かなり待たされたがついに入場。

入場するとあきさん、かよさんに連れられて、ニックさんの居る最前列の席に座った。
ニックさんは昔このイベントのカメラマンをやっていて、いまでも関係者として
もてなされるらしい。
なのでめちゃくちゃラッキーにも最前列の迫力を感じながら観覧することができた。



パンフレットを買って今日の予定を見てみた

今回一番見たかったのは6:30pmスタートのハラウオケクヒという伝統的な
フラを踊るグループで、フラの学校。
女神ペレの直系と言われ、このグループの創始者から代々継承される
ペレのチャントを唱えるナラニ・カナカオレというお方が
クムフラ(マスター)だという。

おそらく下の写真の一番左の人らしい。

ちなみにニックさん家はその方の家のお隣さんである。



フラの祭典のオープニング。
始まる前にハワイアンのお清めの儀式がおこなわれた。


そしてロイヤルコートの入場。
これはかつてのハワイ王デービッド・カラーカクア王(愛称メリーモナーク)とその王妃に
敬意を示して毎年そっくりさんが選ばれるのだとか




さて前置きもほどほどに、本番が始まる。

ハラウオケクヒのグループはフラの伝統を継承する人達。
メリーモナークの本番はコンペティション形式(競争、競技形式)で行われることもあり、
彼女達は本番には参加せずに、前夜祭であるこの日にだけ出演するのだとか。

クムフラのナラニ・カナカオレさん達の入場。




そして踊りで祈りを捧げる人々達の入場。
衣装は全て植物でできた手作りの天然素材のよう。
この天と大地、女神ペレに捧げられていることを象徴する。


チャントと踊りはそれは美しく、たくましく、力強く、、、
何かを魅せているという感覚ではなく、祈りを捧げている感じ。
それはホピの村で祭りのダンスを観た時にも共通する、どこか懐かしい、
魂を揺すぶられるあの感覚と同じようだった。





もっと後ろに座ったら全体像が見えバランスもよく聞こえたのかもしれないけど
この至近距離で見るフラの迫力には圧倒された。


同じグループの違う衣装を来た人達


パフォーマンス、,と言うか祈りの最後の挨拶。


フラのレジェンドも退場してゆく。



今回のメインイベントは終わり、あとは特に期待はしていなかったが、
それでも結構楽しいものも多かった。

このおチビちゃん達が出演したノノシナというグループはポリネシアンの踊り。
打楽器やギターのテンポの速いリズムにノってエキゾチックな踊りを踊る。
十代の子が多く、さらにちびっ子の年齢が低くなればなるほど
盛り上がり度も上昇していった。



それからポリネシアと言えばマオリ族のパフォーマンスもよかった。
音楽も素晴らしく、ギターと共にみんなが一斉に声を出し歌い上げる。



彼等の表情はとてもユニークで、目を大きくまん丸にして、手をヒラヒラさせながら
舌を出したりして踊る姿はなんかぶっ飛んでて好き。


男性は逞しく、力強い、男性性の象徴のように見える。




オープニング前夜祭に満喫した2日後。
シビックオーディトリウムというところでハワイアンアートフェアという
ハワイの名産品や工芸品などを売っている催し会場に行った。




中でもおれが一番気になったのはこれ。
「イプ」というフラの伝統的な打楽器。

ひょうたんでできていて、手に持ったら軽いんだけど、
ひょうたんの底を叩くと、ベース音がずしんと響いて気持ちいい。
普通は地面にクッションのようなものを敷いて叩くつけるのだけど、
これグラウンディングするだろ〜な〜。

今後の自分のレコーディングに使いたいな〜、とも思ったが、
ニューヨークまで持ち帰ることを考えたら大変だと言うことを
悟って購入断念。




会場のホールでは近代フラのフワフワミュージックが流れる。


ハワイの食べ物で今回の発見はこれ。
たしかタロボールだったかな〜。
タロイモを揚げて、ココナッツのシロップつけて食べるのだけど
外はカラッと、中はモチッとしていてヤミツキのうまさ。



別の建物の中にも同じようにいろんなハワイの名産品が売られていた。



5年前にカウアイ島を訪れた頃からフラに興味を持ち、
カヒコのフラに魅了されて、いつかはこのメリーモナークで
本物のフラを観覧したいと願っていた夢が叶って嬉しかった。

本当は本番のカヒコの日が一番見たかったのだけど、
でも今回、ハラウオケクヒの本物のフラが観れただけでも
本当に満足いくものだった。

なんでたくさんの人がフラに魅了されるのか、特に日本人には
フラはたくさんの人から愛されている。
それはフラが精神と肉体、天と地、自然と人を繋げる魂の祈りが
日本人の本質的に持っている意識と共鳴するからなのだと思う。

それはレムリアの記憶を呼び覚まさせるものなのかもしれない。

フラの魂よ永遠に。

マハロ〜



さて今回のメリーモナークフェスティバルのカヒコ部門最優秀賞は
モロカイ島のグループ、『Halau O Ka Ua Kani Lehua』だったらしい。

去年訪れたモロカイ島の大地と海を思いながらこの演技を楽しもう。

本番は1分ちょうど辺りから。








 

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