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パリふたたび 

 

 

ル・ピュイ・アン・ブレを予定より早めに経って、リオン駅に到着し、

駅の近くのホテルにチェックイン。

それからすぐさま、パリの街へくり出す日本人二人。

 

まず向かったのは『不思議のメダイの聖母の聖堂』

それはパリの街中、7区の老舗デパート、ボンマルシェの裏通りに

ひそやかに存在する。

 

通称「奇跡のメダイ」「不思議のメダイ」などと呼ばれる聖母マリアを奉る

有名な聖堂。


ここは入口を入ったところ。


 


長い話、ショートカットすると、1830年シスター・カタリナの前に

聖母マリアが現れ、思し召しのようにメダルを造るように伝えられる。

この時聖母マリアから受け取った祈りの言葉は

「原罪なくして宿り給いし聖マリア、御身により頼みたてまつる我らのために

祈りたまえ」 と言うものだったと言う。

 

その後コレラがパリを襲って何万人もの死者が出る中、

このメダルが何千個も配られた後、コレラが鎮まったのだと言う。

その後数々の奇跡が起きるようになった事から「奇跡のメダイ」などと

言われるようになり、後にヨーロッパ中に広まっていったんだそうな。

 

聖堂の中に入ると、街の喧噪とはうってかわって、静粛な礼拝堂。

みなさん熱心に祈りを捧げている。
本堂の最前の柵の前では、ひざまずいて祈ってる。

 

中心にはマリア像。

ここの神聖な空間がとてもよかった。

この場の空気、というかヴァイブに引っ張られ自分もマリア像の前で
ひざまずき祈りを捧げた。

 

 

 

祈りのあとは、すぐそこのボンマルシェに入ってみた。

ここは世界最初の百貨店と言われている老舗。

なんでも、バーゲンセールやらショーケースでの商品の展示、

値札を付け定価販売を始め百貨店としてのスタイルを確立していったのだとか。


 

 

中に入るとどういうわけか、われわれの地元ブルックリンが

大々的にフューチャーされている。

パリに来て、しかも老舗デパートでわが町のグッズを見るなんて

なんかおもしろい。 

パリジャン&パリジェンヌにはヒップな街に映るのだろうか?

 

買い物用のショルダーバッグを吟味するのりこ。


 

 

2階に上がると、ブルックリンの街の風景をCGで合成して
アミューズメントパークにしている映像を流していた。

パリで観るブルックリン。


 

 

デパートの真ん中は吹き抜けで広々。


 

 

別館の食品売り場にもよってみた。

なかなかステキングなお菓子やケーキ、高級食材が売られていた。

 

ケーキうまそー。


 

 

食品売り場にもブルックリン。

地ビール、ブルックリンラガーをはじめ、ブルックリン色が目立つ。

さすがにわざわざパリに来てそれは買わないけどね。

 

夕食を食べにボンマルシェから歩いてモンパルナスの駅の近くにある

日本人が経営するレストラン、Le Clos Y という所に向かった。


今回のフランス旅行、パンケーキとかキッシュとか美味しいものはあったけど
メインの食事に関しては大当たりがなく、ここでひとつまともにうまいものを
味わいたかった。
 

中に入るとほぼ全員日本人で日本語で対応してくれた。

もちろんシェフも日本人、料理は日本とフランス料理の融合した

創作料理と言ったところ。
 


 

 

夜は4ディッシュと6ディッシュの二つのコースがあったので、

おれたちは4ディッシュコースにした。

基本おまかせなのだけど、客の好みに合わせて内容を代えてくれる

というのも嬉しい。

おれたちはお肉以外のものは食べないのと、今までほかのレストランで

魚料理と言えばさんざんサーモンばかり食べてたので、サーモン以外の

魚料理が食べたいと伝えた。

でてくるものはどれも繊細ではじめて食べる驚きもあり、
ここに来れてほんとにラッキーだった。

黒いやつはなんか皮が炭で覆われてて、中に白身魚。
これはめっちゃうまかったよ。
 





 

ワインも上品な味わいでどれも美味しく、食事は大満足。

デザートの段階で、お店の方がサービスでチョコレートでエッフェル塔と

モンサンミッシェルの絵とメッセージを書いてくれた。 

これがまた感動。

みなさんもパリにお越しの際は、是非ここに来てみてください!!



 

 

翌日、おれたちが向かったのは街を少し離れた19区にある

「LA GEODE」日本語で「科学産業シティ館」と言われている場所で

ここの球体状の建物の中でIMAXの映像を見ようという計画。

ここのIMAX,球体の画面全体に映像が映し出されるので、

自然の風景や海の中の画像がきっと迫力だろうと期待していった。



 

 

本番前の球体状のシアターの中。

どういうわけかお客さんは少なく、こんな広い画面がもったいないくらいだった。



 

 

映画の種類は5種類くらいあっておれたちが行った時間は象とオランウータンを

野生に戻すまでに保護団体が育てる過程をドキュメントしたものと

南太平洋の西パプアの海の様子を一人の少年と共に紹介するドキュメンタリー。

 

どちらも迫力満点で、現地まで行かなくてもそこにいるような感覚で

映像を満喫。


 

 

この日は地下鉄をよく利用した。

IMAXのあとは、マンマルトルの丘に向かった。

モンマルトルは芸術家の街ともいわれピカソなんかもここに住んでいたんだって。

 

地下鉄を降りて地上に上がり、まず目にしたのはこの

ムーランルージュ。 赤い風車という意味の老舗キャバレー。

ここでエルビス・プレスリーやフランク・シナトラも歌ったんだとか。

 

 


そこから坂をゆっくり上って行くと、このサクレ・クール寺院がある。

丘の上でパリの景色が一望できる事でも有名で観光客で賑わう。
 


 

 

ここから坂を下って行き、Boulevard de Clichyという大通りを歩くと

ストリップショーなどをやる劇場やセックスグッズのお店などの

多いエリア。

この通りに次に向かう目的地があった。

 

それはエロチシズム美術館という所で、

世界のエロスに関する美術品が展示されているとてもユニークな所。


 

中に入ると、そんなに広くはないけど、セックスに関する世界からの
美術品がいたるところに見られた。

これは南米のインカ時代のもの。



 

 

こちらはギリシャ。

ギリシャ人は世界で最もセックスをする人達。

あの気候、白い家並み、島々、青い海と空とワインは

世界で一番セクシーだと思う。


 

 

日本の春画も。

昔の日本はもっとセックスにオープンだったっていうよね。





 

インドのカジュラホ寺院。

世界で最もエロスを崇拝し、描写した寺院だろう。

建物全体がこんな感じの彫刻でビッチリ埋められている。



この美術館の建物は7階まであって全階、様々な国の

様々な時代のエロチシズムの美術品が展示されてたのだけれど

これらの作品のエネルギーがけっこうヘビーで、

後半はけっこう疲れてしんどかった。

 


その日の夜はパリ最後の夜。

夕食は外したくなかったのでネットで評価を調べて見つけた

レストランに行った。

マレ地区にあるGlouというレストラン。

早めの時間だったのでウォークインでも空いててよかった。
 

おれたち好みのワインの肴にぴったりの食事。

タラモにサバのミンチにイワシのマリネ。

 

そして締めのデザート、ここのチーズケーキは絶品だった。

今回のデザート部門の一番でしょう。





































 

最終日、飛行機の時間が午後8時とかだったので

まだ日中少し観光できた。

 

最初に向かったのはマドレーヌ寺院。

ここも聖母マリアを奉った教会で、とにかくデカい。

古代ギリシャのアテネの神殿のような造り。

 

ちなみにおれも好きな作曲家フォーレはここでパイプオルガン奏者を勤め、

かの有名なレクイエムの初演はここで行われたんだそうな。





 

 

ここはまた広々とした空間。

同じマリア像だけど前のメダイ教会とはまたちがった感じ。
彫刻、絵画、建物、どれも素晴らしい作品。
 


 

 

最後に向かったエリアはカフェの多いサンジェルマン・デ・プレ地区。

この辺のカフェはとにかくピカソ、ヘミングウェイ、ダリ、

その他インテリたちや有名人がよく通っていたんだそう。

 

おれたちも休憩したかったのでたくさんのなかから

Cafe Les Deux Magots という所に入った。



 

 

オーダーしたのは、コーヒーとこのクリームパフ。

これボンマルシェでみたやつだよね。




 

それからこのエリアの教会、サンジェルマン・デ・プレ教会。

今回の旅最後の教会参拝だった。



 

 

そこからセーヌ川方面に歩いて行った。

途中見かけた地下鉄の駅の名前がセント・マイケル



 

 

その駅の通りの信号を渡るとミカエルの像が。
これでフランスでのミカエルも見納め。

 


これでフランスの旅もおしまい。。。
帰りはまたあのしんどいXL航空か〜。。と嘆きながら、帰路に経った。

ニューヨークに戻って家にたどり着いたときはホッとした。
このブルックリンのヴァイブ、そして我が家のヴァイブに安堵した。

ちょっと旅をふりかえってみよう。

教会で一番好きだったのはやっぱりル・ピュイ・アン・ブレの

サン・ミシェル・デギュイユ礼拝堂

でもモンサンミッシェルやメダイ教会も忘れがたく、
マドレーヌ寺院もやはり捨てがたい。
 

教会で懺悔や祈るということをはじめてしたと思う。

それは神社で現世利益を願うようなものとはちがう、

自分にとってとても貴重な祈りの時だった。

 

それはフィボナッチやら何やらの経験プロセスで生じた様々な

分離意識から湧き出た感情にたいして、
光の存在への赦しを乞う懺悔だったり、
ここまで導かれて来れた事の感謝だったり、
自分の感じた事ポジティブもネガティブも
ありのまま全てをそこに向けてさらけ出す行為だったように思う。

 

「変容」という言葉は今いる所からちがう場所へ移ってゆくこと。
それは今までとはちがう波動に移るという事。

さなぎが蝶になるように、さなぎの自分は死ななければ

新しい世界に生まれ変わる事はできない。
 

ずっと同じ場所で、コンフォートゾーンで生き続ける事を

幸せだという幻想を多くの人は持っているかもしれない。

だから自分の闇と向き合う事を恐れ、見ないようにする代わり

何かを犠牲に生きているのだと思う。

 

自分の経験から言えば変容は大抵苦しみをともなって来る。

なぜなら、自分が手放したくなかったエゴや信念を

見せられるものだから。

 

今回の旅はそんな変容の最中、人生の思い出のページとして

自分の心に深く残った忘れられない貴重な宝物。

 

人はきっと何度でも生まれ変われるものなんだと思う。

そして完全に生まれ変わった後になれば、

きっと過去を振り返ってその変容の経験を

愛おしく思える事になるのだろう。

 

この世は愛溢れる美しい世界なのだから。

メルシー、フランス!!

最後に撮ったのりことのツーショット。
ノートルダム寺院をバックに。

アーメン






 

ル・ピュイ・アン・ブレ 




 

ル・ピュイ・アン・ブレまではパリのリオン駅からTGVで3時間ほど南下し

リオンを経由しサン・テティエンヌという駅でローカル線に乗り換え、

そこから南西に山岳地帯の田舎の自然に囲まれたところを一時間半ほど走る

計5時間ほどの列車の旅。
 

そもそも、この世界的には比較的マイナーなこの場所を訪れる事になったのは

のりこがフランスのガイド本で尖った岩山の上に教会がある写真をみて、

そこが巡礼の聖地だという事を知った事がきっかけだった。

「巡礼」という言葉に並々ならぬ魅力と引き寄せを感じるのりこならではの

直感で決めた場所だった。
 

ルピュイアンブレの駅に到着したとたん、空気が少々冷たい。

比較的フランス南部に位置しているのだけれど、山に囲まれている事もあって

気温はパリよりも下がる。

こちらは車窓から川にかかる橋を眺める。

 

 

今回の宿はホテルではなくシャンブルドットと言ってフランスのゲストハウス。

今回の旅で一番部屋が広々していて、快適だった。

ただこの宿、普通は何時に到着するか事前に知らせておかなくちゃ

ならなかったらしく、それをやってなかったおれたちが到着したときは
入り口に誰もいなくて、どうしたものかとドアをノックしてたら、
たまたまオーナーがいたので運良くうまくチェックインできた。



 

 

早速外に出て町を散策する。

パリやモンサンミッシェルなど有名な観光地から来た自分たちには

この町はとても静かで、おとなしいところに思えた。
建物はどこも古めかしく、歴史を感じさせる。

 

最初の目的地として訪れたのはこの町のノートルダム大聖堂。

世界遺産に登録されているサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の

ひとつに登録されている。
 


 

 

大聖堂の中を拝見。


 

 

ノートルダムという事はやはりマリア様を祀った聖堂。

壁の絵はマリア様が祀られていた。

 

その教会を出て、坂を上りノートルダム・ド・フランスという大きな像が建つ

山頂まで登っていった。

 

この坂はけっこうしんどかったが、登りきったら気分は爽快で

町の景色が一望できる。

町の建物の屋根は茶一色で統一されている。


 

 

山頂にたどり着き、近くでマリアさんを拝見するとこれまたデカい。

全長16メートルで重さ110トンもあるんだって。

ちなみにこの像の中に入る事もできて、中の螺旋階段をぐるぐる登ると

頭のところから外の景色が見えるが、おれは勇んで登ったあとは

足の太ももが吊ってしまって、あとで下りる時が辛かった。


 

 

足を引きずりながら山をゆっくり下りてゆくおれ。

そして町の散策。

 

町の繁華街はこの日、月曜日という事で、多くのお店がしまっていて

人影もまばらで、とても静かな町だな~という印象だった。

この町では日曜日と月曜日が定休日のところが多かった。

建物はあのシンクエテッレのようにカラフルで古めかしく、

石畳の坂道と迷路のように入り組んだ街並はグラナダを思わせた。


 

 

昼飯にクレープを食べたあと一旦宿に戻って休憩。

疲れた足を癒して、体力回復を図る。

 

そして今回の主要目的地サン・ミシェル・デギレ礼拝堂へ向かった。

 

この礼拝堂は、ぽこっと尖った82メートルある断崖絶壁の

火山岩の山頂に建てられている。

962年に建てられたと言われていて、それまでもこの岩山自体が

神聖視されていたのだと言う。

 

そしてここもまた、名前からも分かるように、大天使ミカエルを

祀る教会で、前回のモンサンミッシェルと言い、この旅は

ミカエルとの縁が深い。

ここは密かにパワースポット。




 

礼拝堂に繋がる階段は268段あるらしい。

写真や外見で見た感じよりも意外に楽に登れたように感じた。

むしろ前回登ったノートルダム・ド・フランス像の頂上までの

坂道の方がしんどかった。


 

 

登ったところからノートルダム・ド・フランス像方面を望む。


 

 

礼拝堂の入り口に到着。

中へ入ってみる。




 

 

ロマネスク様式の造りになっていて、フレスコ画が建設当時の

面影を感じる、素晴らしい美術品。

このフレスコ画の聖堂の前でしばらく祈りの時間を過ごした。
ここはほかのどこの教会よりも穏やかな気持ちになるような気がする。
こじんまりしてて、比較的訪問者も少なく、優しい,柔らかいエナジー。
瞑想や祈りに最適な空間だと思った。
 

 

天井のフレスコ画が壁よりももっと色がはっきり残っていて

印象的だった。


 

太陽の自然光がステンドグラスを通して入って来る優しい光がまた

気持ちいい。


 

 

この教会へは翌日の朝も訪れた。

もしここに住んでたら毎日でも通いたくなるような気持ちのいい空間。

下から眺めてみる。


 

 

近所の建物で時折、1階と2階の間にはキリスト教の像が祀られていたのを

見かけた。 

この町は信仰心熱い人達ばかりが住んでいるんだろうか、、、


 

 

町の中心にあるプロット広場。

火曜日も店は結構開いていたがそんなに賑わってはいなかった。

 

この町はきっとフランス人の知る人ぞ知る観光地なのだろうか?

あまり外国人は見当たらなかったし、英語もあまり通じない。
ましてやアジア人はおれたち二人以外は見なかった。
 

フランス人は英語を話さないと噂では聞いていた。

もちろんパリや有名な観光地のホテルなどでは英語は問題なかったの

だけれど、こうしたローカルの土地ではむしろフランス語で押し切られ

てしまう事が多々あった。

まあ、日本でも地方に行ったら外国人でも平気で日本語喋ってる

おばはんとかのノリなのかもね。

そう言うおばはんは、外国行っても日本語で押し切ってるけど。


しかし何が大変だったかって、レストランでメニュー見る時。

こういうところでは英語のメニューというのがほとんどないので
100%フランス語で書かれてある。
なので事前に魚とか肉とかの単語を調べといて、何が食べれるのかを
探すのが手間だった。 

iPhoneとかでフランス語の辞書を携帯してればよかったんだろうけどね。

しかしフランス語はなかなか板につかなかったね〜。
ウィ(イエスの意)とか言うのも反射的にどういうわけか「Si」(スペイン語)
とか言ってしまったりしたっけ。

 



 

 

町も教会も見るところは行き尽くして、のりこと二人、あとは何をしようか?という

話になって、あとは町外れのポリニャックという城砦までバスで出かけた。

 

そう言えばル・ピュイの町の観光案内所でポリニャック行きの

バスの停留所を教えてくれたのだけど、その停留所へ行って、
別の路線のバスの運転手にポリニャック行きはここでいいのかと確認したら

あっちだよ、って言われて行くとやっぱりそっちが正しい事が判明し
出発ギリギリで乗り過ごすところだった。

 

観光案内のネーちゃん、ウソを言うな~、ボケ~!!
 

ル・ピュイからほんのバスで20分ほど行ったところにその城砦はある。
城砦なので城の壁が残っているだけで、そんなにたいした事はなかったけど、
田舎の景色を眺める見晴らしのいいところではあった。




 

 

帰りのバスを待つ停留所。 

バスはどこで下りても一律1・30ユーロだったかな。

バスを待ってる間、近くにリンゴの木があったのでそれを
ちぎってあとで食べてみたがすっぱかった。
 


 

 

ル・ピュイに戻り夜の町を散策。

ノートルダム大聖堂がライトに照らされてる。



ライトアップされたサン・ミシェル・デギル教会もまた美しい。



 

 

翌朝、もともとパリに帰るのを午後からにしていたのだけれど、
もう全部見尽くしたので朝から出発するように列車の時間を変更した。
なるべく早くパリに戻って、パリの街を見物しようという計画。

帰りの列車の中から眺めた景色。

「Chateau de lavoute sur loire」というお城。


 

 

ローカル電車からTGVに乗り換えパリに向かうがこれまたどういうわけか

このTGV、えっらいスピードが遅い。

高速列車なのに、まるで鈍行列車のよう。

フランス語アナウンスなのでよくわからなかったので、あとで乗務員さんに

聞いたところ、到着が遅れるとの事。

結局予定より2時間半遅れてようやくパリに着いた。

何はともあれ、ル・ピュイ・アン・ブレではのんびりと町を散策し
教会で祈りの時間を過ごす事ができ充実できた。

あとは残り2日+半日間パリの街を楽しみましょう!!



 

モン・サン・ミッシェル 



 

パリからモンサンミッシェルへの交通手段はTGVという日本の新幹線のような

列車を利用する。

乗り心地もあの XLエアラインよりも100倍いい。

 

約2時間でレンヌという町に到着し、そこからバスに乗り換え、約一時間で

モンサンミッシェルの案内センターに着く。
そこから目的地モンサンミッシェルの

島まで歩くと40、50分。
あるいはそこから無料バスが頻繁に発着しているので

それに乗ると大体10分以内で島に到着する。

また観光の馬車で行くと言うチョイスもあった。


おれたちは無論バスに乗って島まで向かった。

島に繋がる橋の上でバスは停車し、そこを下りてこの優美な姿を一望する。




 

 

モンサンミッシェル。 すなわち「聖ミカエルの山」は世界遺産に指定されている。

この島はもともと先住民ケルト人の信仰の聖地と言われている。

伝説によると8世紀頃、司教オベールが夢の中で大天使ミカエルからこの岩山に

聖堂を建てなさい、、というお告げを受けたと。

彼はそれを始めは信じなかったが、そのお告げが3度にも渡って繰り返され

3度目にはオベールの額に稲妻をかざし、額に穴が開いたという。

 

それでそのお告げが本物だと確信し、この山に聖堂を建築することに

なったのだと。

 

また興味深い話は、このモンサンミッシェルとほぼ同じ緯度に

イギリスのセント・マイケルズ・マウントがある。

こちらもケルト人の聖地で修道院でイギリス版モンサンミッシェルといわれている。

フランス語と英語のちがいはあるが同じ「聖ミカエルの山」という意味を持つ。

そして両者とも満潮になると孤島になり、干潮時に道が現れる。

などなど共通点が多いところがとてもおもしろく、イギリスに行く事があれば

ここも是非行って見たい場所だ。

 

おれたちが泊まった宿は島内の古い建物でラ・メール・プラールという所で

なんでもここのオムレツは名物らしく、東京にも支店があるほど有名らしい。

けど、事前にいろんな評価を見たところ、そこまで絶賛してる人はいなかったのと

名物とはいえオムレツにそんな料金出してまで食べたいとは思わなかったので

オムレツはパスした。

 

部屋までは階段を上がっていくのでスーツケースとかを持って上がるのは

ちょっときつい。 一泊とかなら身軽で来た方がいい。


 

 

部屋から眺める景色は入り口側。


 

 

部屋に荷物を置いて、早速島の上にある修道院へ向かった。

チケットを購入する入り口はすでに長蛇の列。

やはり世界遺産、観光客が押し寄せる。

ラインをゆっくりすすむとミカエルの絵があった。


 

 

チケットを購入して、入り口からさらに上ってゆくと建物のてっぺんを望む。

そこには大天使ミカエルがそびえ立つ。


 

敷地から外を眺める。

広大な平原、広い空。 この時間は潮が引いている。



 

 

修道院のメインホール。

観光客は多かったけれど、神聖な空間でおれたち二人祈りを捧げた。

そして今までの自分のいろんな罪を懺悔した、、というかせずにはいられなかった。

ここ一連のフィボナッチを受けてからの変容に繋がるデトックスで、
思考と感情に重たいものがのしかかってきていた。


最近の事、過去の事、過去世の事、いろんなレベルでの懺悔。

そして許し、感謝、いろんな事を祈った。

 

ここに来れて本当によかった。

この旅ではじめてそう感じた。

 

 

夕暮れ時、ダウンジャケットを着て夕日に照らされるモンサンミッシェルを

眺めに出かけた。

ここはパリよりもさらに寒い、夜は10°を下回る。



 

 

この時間、雲ひとつなく美しい夕焼けの空。



 

 

島に照明が照らされるのを待つために、さらに日が完全に沈むのを待つ。




 

 

翌朝、日の出前に起き、朝のモンサンミッシェルを徘徊。

お日様は昨日の夕日と反対側から現れる。





この日、朝一番に修道院を訪れた。

入場は9時半から始まるので30分以上前から入り口で待ってると

続々と人が並んで来た。
 

あらためてメインホールへ。

さすがに朝一番の空気は清浄で清々しい。
ひとも前日の日中ほどにはいない。

そしてまた祈りの時間を過ごした。


 

 

昨日と同じ順路を通って、修道院の中を散策。

人が少ないのでスムースで写真も撮りやすい。





 

 

モンサンミッシェル。十分に満喫する事ができた。

ひとつだけ惜しい事は、おれたちがここを去るその晩、満月で

潮が満潮になり、この島が完全に孤島になるというめったにない

チャンスをちょっとのところで逃してしまう事だった。

 

あとはもう思い残す事はない。
 

この島でとった食事はイマイチで、観光地特有の

ありきたりな、ものによってはマズいものだった。

グルメ大国フランスだからきっとどこでもうまかろうと過大評価

してただけに、ここも含め、これまでいったレストランで大当たりが

なかっただけに少々失望。

 

いままでスペインやイタリアがウォークインでも大抵どこでもうまかったし
値段もお得だった印象もあったので、期待も大きかったのかもしれない。


帰りのTGVの列車の中からフランスの田舎の風景を撮った。

どういうわけか列車はちがうルートを通っていたらしく
一時間くらいパリに到着するのが遅れていた。
 

 

その事を詫びて、TGVが乗客にちょっとしたスナックと飲み物の

入った箱を全員に配っていた。

えらいね~、こんなことアメリカじゃありえんよ。

 

列車の車窓から見るフランスの田舎の景色の印象は、

牛の牧場とトウモロコシ畑が多かった。

想像ではワインの大国なので葡萄畑ばかりなんだと思ったけど、

以外とそんなに見なかった。




 

 

あと風力発電のタービンもよく見たな。

夕焼け空がとても美しかった。



 

 

パリに着いてリヨン駅の近くのホテルにチェックイン。

天体ショー好きなおれたちは深夜、
皆既月食&ブラッドムーン&スーパームーンの起きる時間
午前5時頃に起きてホテルから外を見上げた。
すると月が地球の陰に隠れてうす暗く赤土っぽくなってるのがはっきり見えた。


 

その後しばらくすると地球に隠れたお月さんは満月の姿に戻っていった。
スーパームーン、一年で一番お月さんが大きくなる日、
それは大きな浄化を意味するものでもある。


 

次の目的地は列車で南に向かう、それはサンティアゴ・デ・コンポステーラ

という巡礼路のフランスのスタート地点でキリスト教巡礼者の聖地

ル・ピュイ・アン・ブレをお送りします。

 

お楽しみに。 



 

フランスの旅ーパリ 



自分の誕生日を終えた翌日23日から10月2日までの間、のりこと

フランスに旅行にいって来た。

 

もともとこの旅はのりこが一人で旅をする予定ですすめていた計画だった。

が、いろんな経緯があって約5日前になってのりこが一緒に行こうと

提案した事でギリギリになって飛行機チケットを購入し、いく事になった。


旅の前日、自分の誕生日にのりこからセッションを受けた。
それは自分の過去生やDNA、男性のカルマなどを解消するもので、
フィボナッチのチューニングフォークを用いた。
のりこのフィボナッチを受けた事がある人なら分かると思うけど、
好転反応&デトックスのプロセスが非常にヘヴィーで、このパリに着いたときも
その気分の重さは続いていた。

そんなおれを見て、のりこはおれを連れてきた事を後悔して、
かなりぶっちぎれていた。

そんな経緯もあって今回の旅はとてもスペシャルな思い出深いものだった。
 

旅の目的地は主に3カ所。

パリとモンサンミッシェルとルピュイアンブレー。

後になって考えると、それがベストの旅程だった事が分かる。

 

もし早めに二人でいく事を決めてたならフランスでも南仏などの地中海側や

美しい土地や田舎の土地の方が魅力を感じてたので別の場所を選んでいただろう。

結果的にはそれら3カ所の教会などのサンクチュアリを巡る旅になったことに

あとになって導かれていたんだなと感じる。

 

ニューヨークからパリまではXLエアラインというフランスの航空会社を

利用したのだけれど、これまた非常に狭苦しく乗り心地の悪い機内で

行きは7時間15分、帰りは8時間のフライト。

おれたち日本人の体型でも苦しいのに、大柄なアメリカ人にはきっと

拷問だろう。

 

パリに着いたのは翌日の昼頃。

なので空港から街までRERという電車で向かい、シャトレーという駅から

近いところにあるホテルにチェックイン。

のりこが一人旅を想定して取った宿という事もあるが、基本パリの宿は狭い。
なのでホテルでゆっくりくつろぐものでもなく、コスパはそんなによくない。

パリの街中にあり、地下鉄もすぐそばにあったので何かと便利なロケーションではあった。

 

 

 

まず最初に向かったのはホテルから歩いて近くにある

パリのノートルダム大聖堂。

セーヌ川の中州にあるシテ島に建つこの大聖堂は世界遺産で

ノートルダムとは聖母マリアの事をさすのだと言う。


 

 

大聖堂というだけに天井が非常に高く1225年に完成したと言うだけあって

歴史を感じる古さ。



 

 

翌日、ルーブル美術館に朝一番にいくために早朝に起きた。

パリの朝は夏時間という事もあり午前8時近くまで日が昇らないので、

7時すぎてもまだ外は暗かった。

 

美術館の開館が午前9時という事で30分位前から入り口に辿り着いたが

もうすでに長蛇の列。

挙げ句の果てに、この日、どういうわけか開館が1時間遅れたので

午前中の寒い空気の中、1時間半も入り口の前で待ちぼうけをくらわされた。

 

しかしバカでかい美術館。

ニューヨークのメトロポリタン美術館を遥かにしのぐデカさと

歴史を感じさせる。

もともと宮殿だったのを18世紀に美術館として開館したのだとか。

 


やっとの事でオープンした美術館内に入場し、真っ先に向かったのは

やはりレオナルドダビンチ作「モナリザ」


一番人気なので絵のある部屋に到着したときはすでに

スーパーのバーゲンのように、人がごった返していた。

その群衆を押し切って前列まで行き、写真を撮ったが、絵は

ガラスのケースに保存され守られていた。


 

 

とにかく、どっかで見た事のある有名な作品を目にすると

そこで立ち止まって見るが、モナリザに負けずにどこも人の群れ。

 

こちらはバカでかいナポレオン一世の戴冠式。


 

 

この絵もなんかのコマーシャルで見た事あるような。。。

 

こちらはミロのヴィーナス。

ギリシャのミロス島で発見されたもので、紀元前130年頃のものだと言う。

ギリシャ神話の女神アフロディーテの事で、愛と美と性を司る。


 

 

美術館では建物の広大な敷地を歩いた事と、群衆エネルギーに疲れ

ゆっくり美術鑑賞という気分にもなれず、とりあえず外に出た。

 

セーヌ川沿いにパリらしい絵や本を売っているお店が立ち並ぶ。

 

美術館にほど近いところに、セーヌ川クルーズの乗り場があったので

そのクルーズでパリの主要な見どころを見物しようと乗ってみた。

実際、パリの有名な建物などにはそんなに興味がわかなかったので、

わざわざ現地に赴く手間が省けて、クルーズでのんびりする事ができ

ラクチン。
 

船からエッフェル塔を眺める。




 


こちらはマレ地区にある、雑貨屋メルシーの入り口。


 

 

のりこはここの雑貨屋さんにいろんな楽しい雑貨を見れるものと

期待してたのだけれど、それほどでもなかったらしい。


 

 

それからマレ地区の街を散策。

パリの街並は道が狭く、歴史を感じる古い建物が並ぶ。

どのストリートもシャレたお店やレストランがあって、

日本人女子に人気なのもうなずける。

今までいったヨーロッパのどの街よりも日本人を見かけた。



 

パリに到着してからの2日間はこの街に馴染むのに時間がかかった。

 

地下鉄は街中をかなり網羅して便利ではあったが、乗り継ぎが

場合によってはめんどうで、別の路線へ繋ぐ迷路のような

地下の通路をかなり歩いていかなければならなかったりした。

 

はじめての土地で、街の作りが細かく入り組んでいて、

ひとつの目的地に着くのにも、ちっちゃな文字でストリート名が記されている
観光マップに目を釘付けにして、数ブロック歩くごとに今いる現在地を
いちいち確認しながらの、なかなかパリ初心者には骨の折れるものではあった。

さて、次回は街を離れ、大天使ミカエルの聖地、モンサンミッシェルに向かう。

お楽しみに!!